あごにきびをいじったり、自分で潰したりしてしまうと、
クレーターのような跡が残ったり、皮膚が赤くなってしまうことがあります。
あごにきびは「いじらない」が鉄則ですが、いじって跡になってしまった
にきびは、残った跡によって治療法が異なります。
陥没してしまったあごにきびの跡
陥没してしまったあごにきびの跡には、肌のターンオーバーを
正常にするような治療方は効きません。
陥没してしまったあごにきびの真皮の下の細胞は壊れてしまっています。
陥没してしまったあごにきびの跡には、下から盛り上げるような治療を
するのが効果的です。あごにきびの跡にコーラゲンやヒアルロン酸を直接注入して、
陥没してしまった皮膚を盛り上げます。
また、ピーリングで角質を取ると、目立ちにくくする方法もあります。
赤く残ってしまった跡
フォトフェイシャルとは、IPLという特殊な光による肌治療です。
IPLというフラッシュライトを当て、赤く残ってしまった
あごにきびを改善させます。
患部にIPLを当てた後は、一時的に赤くなり、
その後黒くなります。
その後1週間程度空けると黒くなったところが
取れてきて、あごにきびの跡を軽減してくれます。
これらを併用して、フォトフェイシャルで肌を滑らかにしてから、
コラーゲンを注入する方法もあります。